スイス・ポーランドツアー


2001年12月24日〜翌1月2日迄の旅行でした。
スイスはジュネーブから列車でツェルマットに行って、チューリッヒに抜けて飛行機でポーランドは
クラフクに入ってワルシャワ行って飛行機の関係でアムステルダムに1泊して帰国でした。

予算は2人(嫁)で60万円でしたな。キツイなぁ。これ、俺のへそくりね。
金出す、気は使う(嫁に)荷物は持つ、計画は立てるって全て俺のお仕事。
じゃぁ、嫁はと言うと、文句を言うのが仕事かな。それでいてお土産付き。

それにしてもオランダ航空の貧乏シートは、狭いですな。
スッチーはあんなにでかいのに何をもってあんなに狭いのだろう?12時間は堪えますな。
足なんか固まってました。しかも、俺は眠れない。それにひきかえ嫁は爆睡。
そんなナイスな脳みそ持ってるって羨ましい。寝てるか、飯食ってるかのどっちか。その飯もまずいもんなぁ。

なんとか24日の夜にジュネーブのなんとか空港に到着。(ほぉ〜キツ)
電車に乗り「コルナヴァン」ちゅう駅に到着。ここ、セントラル駅。
駅のすぐ隣のホテルにチェックイン。ホテル名「コルナヴァン」で何のヒネリもなし。
まぁ、ビジネスホテルを大人にした感じ。殺風景な部屋。
しかし、なぜか風呂がガラス張り。恥ずかしいですなぁ。夜の8時過ぎに飯タイム。駅前をブラブラと。
なんも無いな、ここ。くそマズイ中華を食って(これがまた高い)おやすみなさい・・・・

やっぱり、なんてったて旅行。どんなに疲れても翌朝は8時には目が覚める。
「よ〜し!散歩じゃぁ!」って言っても、お外は真っ暗。参った。
とりあえず朝飯でも食って。って、お客は誰も居なかった。そのうちここ潰れるな。
まぁ、どうでもいいが。そんじゃ〜、先に列車のチケットでも買ってさ。
窓口に居た松尾伴内に長髪のカツラを取って付けた風の女性に言って
ツェルマットまでのキップを買った。おかしな顔だった。

 
朝のジュネーブの街並み

昼頃の列車のキップを買ったのでそれまでお散歩。やっと辺りも明るくなって。
レマン湖沿いをブラブラと。クリスマスってこともあり誰も居ない。
ホモカップルは居たが。もったいないよな、結構両方共色男なのに。
旅行前に買ったデジカメで初めて写す。が、いまいち操作がわからん。
街並みですか??はっきり言って汚い街でしたな。ゴミが大量に落ちてる。
そんなもんさ。スイスって言うと「自然」が思い出されるが、アレはほとんどが
守られた、作られた自然らしい。まっ、それでも「守ろう!」ってことが大事かな。

定刻通りに出発。本日の目的地ツェルマットまで4時間強の列車の旅。
しばらくはレマン湖沿いを走る。街並みが美しい。(ホントはどうだか)
本日の難関「ブリーグ」ってとこでの乗り換え作業。これも団体さんについてって難なく終了。
そこからが山沿いを走るので、マンガ「ハイジ」の世界。
誰もがメルヘンチックになるよなぁ。俺はならなかったけど。
金太郎飴状態の景色も飽きずに見ている俺。横を見ると嫁は爆睡。トホホ・・


車窓

本日のホテル「シミ」。なんか日本人にとっては嫌なネーミング。
ホテルの部屋に入るとこれまたメルヘンチック。俺はならなかったけど。
とりあえず一服。俺はスモーカーなので旅行ときたらとりあえず・・なのである。

飯タイムだぁ!昨晩はくそマズイ中華を食ったので本日は美味しいものでもと。
目抜き通りをなん往復も。(まぁ、たいした距離ではないので)
しっかし、高い!高いとは知ってたが高すぎる!飯が。スイス+観光地料金だな。
とあるレストランに入ってチーズフォンデュといろいろ注文。まぁまぁかな。
こんなもんでしょう。観光地って。

さて、清算の時、ボーイが伝票を持ってきた。
見ると、ちょっと安いではないか。ラッキーと思ってたらボーイ君、なにやらその場で足し算。見ると簡単な計算。
しかしこのボーイ君、悲しいかな指が10本しかなく足りない。
俺様の片手を貸してやろうと思ったがナプキンに計算し始めた。
それでも2度3度の失敗にもめげず宇宙規模の計算が終了。
あせったボーイ君、よく見たら最後の数字がナプキンをはみ出して
テーブルクロスに書いてあった。ブハハハ・・・・
笑った、笑った。ボーイ君までもが汗をかきかき大笑い。
そんなナイスなショーを見せてくれたオチャメなボーイ君。お前、やばいぞ!!

本日はクリスマス。街も賑わってえた。ホテル「シミ」でもパーティーが9時から始まるらしい。
宿泊者は自由参加でなんとフリードリンク。
そうときたら行かなくてはと、嫁が。時計を見ると8時。まだちょっと時間があるので寝ることにした
。昨日からの疲れも溜まっていた2人は5秒で寝てしまった。
ふと目が覚めてみるとなんと翌日の8時であった。

メルヘンチックな食堂で朝食。大好きなスクランブルエッグを食べようとしたら無い。
ここにはまだ俺達を入れても3組。斜め前のフランス人カップル(たぶん違うが)を見ると、
野郎の皿に山がそびえ立っている。それは黄色い山。
少しずつ食べてスクランブルエッグの到着を待つ俺。
待望の到着と同時にエッグ野郎がダッシュ。今度は黄色い山脈になっていた。

外を見ると結構吹雪いている。嫌だなぁ。
本日はロープウェイに乗ってクラインマッターホルンまで行こうと思っている。
10時ごろホテルを出て駅までブラブラと歩いていった。目的地に着いて搭乗券を購入。高いな。1人約6千円。
100人乗りのロープウェイを3回ぐらい乗り継いで到着。
よく見ると普段着で乗ってるのは俺達だけ。みんな、スキー、スノボーをやりに行くみたい。
当然、頂上にはカフェらしきものが1軒あるのみ。写真を2,3枚撮って帰ってきた。
吹雪いていたのでマッターホルンも見れなかったし。散々でした。

帰り道はブラブラと土産でも見ながら。特に買うものも無かったが。
アミーナイフだけは買って帰ろうと思う。どれも同じ。何もする事なし。
ただブラブラしてるだけ。それでも、まぁまぁ、楽しかったかなぁ。
晩飯は、昨日のオチャメ君のレストランに入ろうと思ったがやめた。

一旦、ホテルに帰りジャグジーに入った。あぁ〜〜快適。当然、水着ね。
最初は俺だけだったジャグジーも1人、2人と入ってきて8人になってしまった。
俺のところから階段までは遠い。何人かまたがなくてはいけない。
出るに出れなくなり、しかもジャグジーのスイッチ係に任命されてしまったので辛い。
やっと出れて椅子に座ってると、なにやら見慣れたものが・・・チン○。
おっさん、素っ裸でその辺、歩いている。よく見ると奥さんまでもが裸族。(40過ぎ)
裸族出現。ビックリしたのは俺達だけ。他の連中は何のリアクションなし。
そんだったらあんた達も裸族になって喜ばして下さい!俺は傍聴専門だが。
おっさん達も平気だもんなぁ。その他大勢が水着でもさ。

朝飯だ!今日は負けないぞ!って思ってメルヘンチックな食堂に入ったが木っ端みじん。
エッグ野郎、今日も山になってた。しかも、地元マッターホルン級。
よく見るとねーちゃんの方はカリカリベーコンのレマン湖が出来ていた。恐るべし!

本日は3時からチューリッヒに向かうのでここも3時迄。
昨日はマッターホルンが見れなかったので別ルートで見ようと思う。登山列車にて。
乗車券はやっぱり高い。(忘れた)列車の窓から見えたマッター君。感動もんです。
終着駅にて下車。(当然だが)マッター君やモンテローザちゃんを堪能。
レストランにて昼食。ビールがうまい!飯はまずい!2時間位堪能して下山。
列車のアナウンスで日本語で「ダヨウナラ」だって。
ダヨウナラ!ツェルマット!列車に乗り込みチューリッヒへ。


これが世界のマッター君だ!


マッターと俺

モンテローザちゃん

チューリッヒに到着。7時頃だったか。ここはたんなる経由地。明日はポーランドはクラフクヘGO!
しっかし、ホテルまで遠い。しかもわからん。前を歩いていたカップルに道を聞いた。
そのカップルはホテルまで案内してくれた。どうもありがとう!ステキーカッップル。
ホテルは溜息が出る程、香ばしいホテル。何も無い部屋。
ベットがポツンと置いてあるのみ。今日は寝るだけだから別にいいが。(値段高い)

朝食タイ〜ム!今日はさすがにエッグ野郎も居なく、思いっきり食ってやる。
俺も「山」を作ってやる!って。張り切ってノットメルヘンチック食堂へ。スクランブルエッグ無し。


チューリッヒのトラム

チューリッヒの空港からクラフクヘ。空港の隅っこからの搭乗。しかも15,6人だと。
目つきの悪い奴らばっかし。しかもその中の1人は社会の窓全開。何かの作戦か。
おばさんも負けじと後ろのファスナー半開。気がつけよな。寒いのだからさ。
俺は負けだね。寒くてそんなナイスな作戦とれないもの。
機内食らしきものはあった。ちっちゃい飛行機なので無いと思ってたが。当然マズイ。
予期していたが。人間の食い物ではないな。サルも尻尾巻いて逃げるぞ。

定刻通り(無事に)クラフクに到着。寒い、寂しい、怖い。(皆さんの目つきが)
あまりの寂しさにウサギも即死してしまう寂しさ。人、数えられるもの。
人の良さそうなタクシーの運ちゃん見つけて乗り込む。
なぜかここのタクシーの人達、みんなトレンチコートを着ている。いかにもやばそう。
しかも、胴元らしきおっさんも居たなぁ。おバカな俺でもさすがにアレじゃぁ、引っかからんな。
見るからに怖いもの。おっさん!スマイル、スマイルね!

人相のまともなおっさんタクシーでクラフクのバスターミナルまで頼んだ。
別に華やかさを求めて旅行してきたわけではないが、道のりが寂しい。寂しすぎる。
何も無いもんなぁ。民家すらポツポツ。どんよりとした空と暗い道のり。
心まで暗くなってしまう。ってことは思わないが。やっと賑やかな街中に入った。
「○×△□・・・!」タクシーのおっさんに言われて降りた。
  ※これからは向こうの会話は俺の思い込みで書きますので。
明日のアウシュビッツまでのバスチケットを買う為に来た。

なかなか見つからない。バスターミナルが。
「あれ??」とよく見てみるとそこはバスターミナルでなくバザール広場であった。
おかしいなぁ。まぁ、しょうがないのでブラブラと見学。さて、本日のホテルに行きましょうか。遠いな〜、ホテルまで。

まぁ、本日はまともなホテルだ。遠いのを除けば。
しっかし、飯を食うところも近くに無い。地図を見ても何も無い。
って言う事はホテルで飯を食えってことだ。
地下のレストランに入った。先客が異様に盛り上がっている。
ハゲのおっさんに(こいつがボスだな)山本譲二がウン○もらして情けなくなった様な顔のあんちゃん
(子分だな)とウルトラマンに出てきた「ダダ」顔のね〜さんと顔の面積が異常に
でっかいね〜さんの4人で飲んでるみたいだ。まぁ、本編には特に関わりがないのでこれでおしまい。
飯ですか??あまり書きたくありませんなぁ。

飯を食い終わってもまだ7時。外に行く気力も無いし、さて、何をしましょうか。
確かここにはジャグジーがあるはずだ。では、裸族との遭遇を期待して行きますか。
工事中。おしまい。

翌日、9時発のバスに乗るため8時にチェックアウト。
20分にはバスターミナルに到着。(バザール広場ではない)とりあえず荷物を一時預かり所に預けて探す。
出発所がなかなか見つからない。時間は過ぎていく。あせる。嫁は無協力。
まぁ、いつもの事だが。やっと目的の場所に着いたが時既に遅し。バスは行ってしまった。

さぁ、どうしましょうか。これから。
本日は「アウシュビッツ」を見学して、夕方、列車にてワルシャワに向かう予定だったが。
とりあえず4時までは暇だ。「アウシュ」までバスで90分の距離。とてもタクシーなんかで行く距離ではない。
ここの働き者の1週間分ぐらいの料金だ。そんな時、俺達に突進してくるおっさんが居た。

突進してきたおっさんはニコニコ薄ら笑いを浮べながら話し掛けてくる。
カタコトの日本語で。「アウシュビッツ行きませんか?」
ガリバー旅行記に出てきそうなこの人(ガリバーじゃないよ、その他大勢役で)オリバー君と名づけよう。
そのオリバーは「○○ポーランド$で行きます」だと。(単価忘れたのでPDと勝手につけます)
「シッ!シッ!」とクソ犬を追っ払う素振りをしてもオリバーは怯まない。
俺は「お前なんぞに用はない!」って小声で言ってやったがダメ。
ディスカウントしてくるし、正直これがべらぼうに高い(高いことは高いが)って訳でもないし、
いざとなったら、正義の鉄拳を食らわして逃げようと思ってオリバーと行く事にした。

オリバーの車はボロっちい。ガゾリンも入ってない。ちっちゃい。って3拍子揃った車だ。
まぁ、それでもバスで行くよりは快適だろう。俺達は後ろのシートに乗った。
いざとなったら後ろからオリバーの首を締められるしさ。そのオリバーがお喋り。
別に喋るのはいいが、前向いて喋らない。後ろを向いて喋るので怖い。
何度かオカマを掘りそうになってもオリバーは動じない。アハハ・・・凄いね。

なんとか「アウシュビッツ」に到着。オリバーは地元人なので当然見ない。
「2時頃ここで待っているから。それと半金下さい」だと。うむ、正当な要求だ。


途中の名も無い教会(多分)

ここ、悲惨です。かなりの手直しはしてるらしいが、当時のまんまらしい。
最初に30分位の映画を見せられてそれから収容所を見て回る。
日本語の解説書も売っているので。俺は当然戦争というものを直接知らない。
これからもたぶん知らないで済むだろう。(まぁ、今後の日本はわからんが)
でも他国でこんなに悲惨なことが有ったって事は知るべきだろう。(自国の事もそうだが)
意味もなく殺されてユダヤ人と言うだけでガス室送り。
そのガス室には今でも血のりがあちこちに着いている。見れたもんじゃないな。
チョットではあるが(ほんのチョット)歴史と言う物を初めて見た気がする。
オイ!そこのアホ面の君!、ここでピースサインで写真を取るのは止めましょう!

 

 

 
アウシュビッツ

オリバー君のお話
年齢はわからん。たぶん40歳過ぎだろう。ちゃんとした定職は持ってるらしい。
そしたら、そこで普通に働けよな。なんと奥さんは18歳のピチピチギャル。
おい!おっさん、犯罪だぞ!まぁ、再婚らしいが。この国ではやはり英語が話せないと、
まともな就職も最近は出来ないらしい。こいつはペラペラ。
こいつのおやじはなにやら事故で亡くなったらしい。
アレだと、オリバーも同じ運命たどるな。明日は
奥さんの両親とのお食事会。お金が出来て良かったと言っていた。
その両親は自分と歳があまり変わらないらしい。
何処の国にも居るな、こんなマヌケなおっさん。

帰りも相変わらずマシンガントーク。俺はあまり英語が得意ではないので、もっぱら嫁の役目。
ここに来て初めて仕事らしい仕事したな。良かった、良かった。
途中、何箇所か寂しい所に連れて行かれたが(見学)無事にターミナルに到着。
その前に「シンドラーのリスト」でスピルバーグがよく行ったレストランに行った。
行ったけど、食ってない。
(かなり高いらしい。当然だ。スピルバーグって毎日、銀行にお金が振り込まれるらしい。ウン千万、ウン億って)
それでも、オリバーはズカズカと、入って行って、俺らに説明している。バカだ!こいつは。

オリバーはワルシャワまでのキップを買ってくれた。(当然俺の金で)
時間があったのでコーヒーでも飲んで時間つぶし。おごってくれた。
結局、こいつ、いい奴でやんの。確かに、異国に行ったらそれなりに警戒しなくてはいけないと思う。
特に、ニコニコしてくる奴らには。でも全てが全てそんな人間でもないな。
お金の関係ではあったが、それはそれでいいと思う。お互いのためでもあるしさ。
って、思ってるとオリバー、なんか寂しそうな顔。
きっと俺達との別れを惜しんでいるのだろう。「残金下さい!」だって。


コイツがオリバーだ

オリバーが買ったキップ、2等席でやんの。
俺は神経が細いので1等席じゃないとダメなんだ。
個室にはなっているのだがなんか嫌だな。しかも寂しい。外も真っ暗。
廊下を通る連中も人相が悪いし。こんな時は歌でも唄うか。

7時にワルシャワ駅に到着。駅地下道近辺は治安があまりよろしくないらしい。
しかし、その地下道を通らなくては。
が、最近は自警団が巡回してるのでそうでもないとのこと。
その自警団に本日のホテルの場所を聞いたが「わからん!」とのことだ。
さて、どうしようかと思ってると、なにやら老人が手招き。ラッキー!
教えてくれるのだろう。っと思ったらタクシー乗り場を教えてくれた。ガックシ。
しょうがないのでタクシーに乗ってホテルまで。メーターは20PDだった。
タクシーのおっさんに50PDを渡してつりをもらおうとしたら、釣りが無いとさ。
仕方なくかき集めて20PDを渡したら、今度最初に渡した50PDを返さない。
まぁ、切れそうになったが、俺も大人、冷静に「返して!」と言おうと思ったとたん隣に居た嫁が切れた。
なにやら訳のわからん英語で怒鳴っている。
最終的には当然50PDは返してもらって、正規(ホントはどうだか)
の20PDのうち10PDを嫁はふんだくった。かわいそうなタクシーのおっさん。
ここに来て2回目のお仕事、ご苦労さん。


俺らが泊まったホテル

まぁ、なんとかホテルのロビーに到着。よく見ると駅から数百メートルしかなかった。
ベルボーイのおっさんもさっきの光景見て笑ってた。日常茶飯事なんだろうな。

ここのホテル、でかい!30階建て。しかしその割にはたいしたもん無い。
ジャグジーとかさ。(あぁ〜、裸族見て!)さて、飯はどうしようか?
外出るのも面倒だし。ホテルで食うか。レストランを物色。やっぱり外で食おう。
大通りの向かいにフードコートが見える。今回の旅行あまり飯には当たっていない。
マズッ!ばっかし。それだったら無難なものでもと。
ピザハットが入っていたのでケンタッキーにした。(笑)
マズッ!世界共通のマニュアルではないな。

翌日はコンコンと雪が振る中ブラブラと。寒い!スイスも寒かったがここの方がもっと寒い。
テクシーなので行動範囲が狭い。なもんでホテルに帰り、半日観光を予約。
そしてまたテクシーでバザールへと。ここ、やはり寒いので防寒着類が多い。
そしてなぜか靴屋も多い。皮ジャンが安いな。買っちゃおうか。どうしようかな。
って思っていると、嫁、なにやら足首まである毛皮のコートを試着しているではないか。
どう見ても変だぞ。そのカッコ。それ、きっと足首までのもんじゃないな、でっかそう。

午後はその半日観光。俺らとフランス人老夫婦(たぶん違うが)だけ。さびし〜。
特にこれといった思いでもないので書かない。(まぁ、何しに行ったんだか)


誰の銅像だったかなぁ

ここの朝食はメチャクチャ豪華。思う存分「山」が出来る。
もし、仮にあのエッグ野郎が居たとしても、そんなこっちゃぁここは動じない量である。
素晴らしいってこの事だね。
めでたい事に、ここはなんとお土産付きである。
昨晩に残ったパンやチーズ、フルーツ等を袋に詰めて置いてある。「ランチにどうぞ」って感じである。
しかもマルエツの袋級。
俺も食べ終わってから持っていこうとチェック。大丈夫だ!まだまだ袋はある。
今、ここで食ってるのは俺らと4人組のフランス軍団(たぶん違うが)のおっちゃん。
袋を見ると10袋は残っている。先に食べ終わった軍団が袋に寄って行く。
なんと、こいつら1人2袋も持っていってる。その中に居た青年の奴は3袋も持っていっってんの。
唖然としたね。マルエツの袋をさ。こいつら晩飯まで済まそうって気だ。

晩飯はチョット豪華にと、フロントの内山君似のおばさんにレストランを聞いた。
かなり道に迷ったがなんとかたどり着いた。変な雰囲気の店だ。
別に危ないと言う感じではないが、これから何かお茶目な事が始まりそうな感じ。
入ってしまったので訳のわからん物を注文。別にまずくはないがうまくもない。
腹の足しにもならない。
嫁は変だ。(前からわかっているが)妙にここが気に入ったらしく、他人の迷惑も
そっちのけで写真を撮っている。「ワーイ!」ってさ。隣じゃ、何か誕生日会をやってる。
食い物を見ると何かゲ○っぽい。

 
店内

レストランの帰り道、マックに寄った。マズッ!マニュアル、共通にしろよな!

近くに本屋が有ったので寄ってみた。エロ本を読みに。万引き犯が捕まっていた。
しかもそいつバカを装ってる。「アハハ・・・、ウヒヒ・・・」なんて。しかし見事にバレてる。

今日は、飛行機の関係でアムステルダムに行く。そんでもって翌日、機上の人となる。
その前に、やはり皮ジャンが欲しい。店は10時オープン。ギリギリの時間だ。
それまでブラブラとして5分前に店の前に来た。10時に開くはずがないって知ってるが。
イライラとしていると(既に20分)呑気に向こうから「猿の惑星」のコーネリアスを
愉快にした顔のおっちゃんが来た。「ハーイ!」だって。
オイ!コーネリアス、早くあ・け・ろ!

 
ワルシャワにある建造物

小さい(飛行機)、でかい(スッチー)、まずい(機内食)と、
3拍子揃った飛行機に乗ってアムステルダムに到着。
エアポート近くのホテルにチェックイン。あれ?今日は大晦日じゃないか。
何でこんなところに泊まってるのだろう??

夕方、アムステルダムの町に繰り出した。すっごい人。人、人・・・・
しかも、騒がしい、騒がしい、騒がしい・・・(わかってくれました?
雰囲気)なぜ、こんなパワーがあるのだろう。その一部を仕事に向けたら・・・まぁ、どうでもいいが。
とりあえず、飯ですな。オランダと言ったらなんだろう?チューリップ?は、食えんし。
風車?もダメだ。ワッフルはベルギーだし。ハイネケンかぁ。
って思ってたら、客引きに連れられてステーキハウスに入った。T-ボーンを2人前とビールを注文。
スッチーがでかい訳がわかった。ゾウさんでもハラ痛起こす量だ。
食う前から軽いめまいを起こしてると、隣のね〜ちゃん達、ペロっと食ってるの。
しかもおかわりをしそうな勢い。ビールもアレは日本じゃ「ピッチャー」って言うんだよ。

カウントダウンまで街に居ようと思ったがダメだ。時計を見てもまだ9時。
俺にはそんな体力、残ってない。金は残ってるのだが。雨も降って来た事だし帰った。
よって、カウントダウンはホテルにて寂しく過ごしましたとさ。
そうそう、ここで待望の裸族見ました。ジャグジーで。って言っても半裸族。
しっかし短パンにTシャツでそれがピタ!と張り付いて・・・艶かしいですな。歳は20歳位。
ナイス!!フランスね〜ちゃん!(たぶん違うが)

出発前にもう一度アムスの街にでも行こうと思い少し早めに出た。
シャトルバスに乗って一旦、空港に。チェックインしてからと。アレ?パスポートが無い。
そうだ!昨日、フロントのシャイな坂上二郎に似たね〜ちゃんに預けたんだ。
再びホテルに帰って無事にチェックイン。当然、街には行かなかった。
そして機上の人となったのである。


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